このことは、会社経営にも当てはまります。
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社員の経営目標への集中度で計られる。
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会社は経営目標を設定すると、全社員をその目標に向けて統合し、全力投球できる経営体制を組み立て、全社員を経営目標達成のために方向づけ、動機づけ、動員します。
会社の経営総合目標は、各部門の独自の部門目標から成り、各部門の目標はさらに各部・課・独自の部・課目標から成り、さらに各部・課目標は部・課を構成する部・課員各自に与えられた各員独自の職務目標にブレイクダウンされていきます。
したがって、各社員は、自己の職務目標ばかりでなく、同時に自らが所属する部・課の目標と部門の目標、さらに経営目標についても正しい理解をもつことが必要であり、常にこれらの目標に正しく向かって職務遂行することが要請されます。
このように、経営組織は、全社員が職務目標、部・課目標、部門目標、さらに経営目標に向けて正しく方向づけられるように構築・運営されていなければなりません。
すべての部門、すべての部・課、すべての社員が経営目標に向けて正しく方向づけられるような組織づくりが、組織目標の第一目標です。
したがって、オリエンテーション(方向づけ)は、組織戦略の第一ステップです。
このような経営目標への正しい方向づけができたら、今度はその目標に向けて全社員を動かしていかなければなりません。
すべての社員がそれぞれの目標を達成するために邁進していくようモチベーション(動機づけ)を行う必要があります。
すべての社員にやる気を起こさせ、職務を立派に遂行し、目標を達成できるような職場づくりが、組織目標の第二目標です。
したがって、モチベーションは、組織戦略の第二ステップです。
組織戦力は、その組織を構成する社員の志気、行動力、ディシプリン(規律)、ドライブ(推進力)、使命感など精神力と実践力の強弱に大いにかかっているので、やり甲斐、生き甲斐を満喫できるような職場づくりが、即、組織戦力の強化につながります。
このように、全社員の目標へのオリエンテーションとモチベーションによる目標への集中は、組織戦力化には欠かせない重要な戦略要因です。
経営目標を達成するには、全社員の目標への統合化が必要です。
経営目標の達成度は、全社員への目標の周知徹底度に比例するものです。
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井上昭正
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