2010年11月22日月曜日

経営塾 Vol.1

「経営塾」を始めるにあたって
 

会社の経営・事業の成否は、経営戦略の優劣にかかっています。経営戦略こそ、経営の安定と事業の発展の原動力です。  

そこで、この「経営塾」では、経営と事業を成功させるための優れた経営戦略を策定し、展開していく際にヒントとなる指針の「言葉」の数々をお贈りしていきたいと思います。


私は、クライアント会社のコンサルティングをするときは、まずその会社が、経営の基本をしっかりと確立しているかどうかを診断した上で指導に当たっています。  

そこで、今回は、会社経営の基本を掴む言葉をお贈りします。  

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会社経営の基本は、経営目標達成のための
最も効果的な経営戦略の策定・展開と
最も能率的な経営システムの構築・運営である。


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会社の経営を安定させ、事業を発展させるには、会社経営の基本を確立することが大切です。  

会社経営の基本は、まず的確な経営目標を設定して、その目標を期限内に完全に達成するための最も効果的な経営戦略を策 定し、さらにその戦略を展開するための最も能率的な経営シス テムを構築することです。  

新しい経営戦略の展開によって最大の効果を上げ、同時に新しい経営システムの運営によって最高の能率を上げれば、経営 目標は必ず期限内に達成することができます。  

このように、最も効果的な戦略(Strategy)の展開と最も能率的なシステム(System)の運営によって所期の目標(Goal) を達成する方法を目標・戦略・システムのイニシャルをとって、 私は「GSS」と呼んでいます。  

GSSは、経営目標は経営戦略と経営システムの両輪のバランスのとれた協働推進力によって達成されるという考え方に基 づくものです。  

的確な経営目標が設定されていても、その目標達成に効果的な経営戦略(手段・方策)とその戦略を駆使できる能率的な経営システム(組織・人材)が欠けていれば、その目標は単なる机上のプランとなってしまいます。  

またいかに優れた経営戦略が編み出されても、その戦略の威力を発揮させるだけの力量をもつ経営システムが確立されていなければ、経営目標は達成できません。  

さらに、いかに優れた経営システムが設計されようと、経営戦略が拙劣であれば、経営目標は達成できません。  

同様に、経営目標が的確に設定されていなければ、有効な経営戦略は立てようもなく、経営システムも能率的に動けなくなります。  

このように、目標、戦略、システムは一体となっており、そのいずれかが欠けたり、劣ったりすれば、そこから亀裂が生じて、事業計画は総くずれとなります。  

所期の経営目標を達成して伸びていく会社は、目標、戦略、 システムのバランスの取り方が上手だから伸びるのです。

したがって、経営戦略を策定し、展開していく場合には、常に経営目標と経営システムの関連性を考慮する必要があります。  

会社の事業活動は、経営目標の設定から達成に至るすべてのプロセスにおける経営戦略の展開と経営システムの運営である と言っても過言ではありません。  

したがって、基本経営・事業計画は、   

1 目標の設定と達成   
2 戦略の策定と展開   
3 システムの構築と運営

の三つの側面から成っています。GSS−目標・戦略・システムは、会社経営の基本の型であり、事業活動を支える三本柱 です。   

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自社のGSSのバランスをチェックしてみましょう。    
よくバランスがとれていれば、会社経営はうまくいきます。

では、次回をお楽しみに!         




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2010年11月19日金曜日

若者就職フォーラム

イベントのお知らせです。

12月1日 (水)に、横浜市技能文化会館にて、若者就職フォーラム を行います。




このフォーラムでは、実践的なガイダンスを行います。きっと皆様のお役に立つと思いますので、是非ご参加ください。


※お申込みは コチラ
 

皆様のご来場を心よりお待ち致しております。 


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2010年11月18日木曜日

新風清流


井上昭正のブログ「新風清流」の開設に当たって


 私は経営コンサルタントの井上昭正です。この度ブログを始めることに致しました。人々に幸福を、そして世界に平和をもたらす新しい時代を切り拓くために、人々の心に新風を吹き込み、清流を注ぎ込む希望と励みの言葉の数々をお贈りしていきます。
 是非ご一覧下さい。何卒宜しくお願い申し上げます。

 ブログ第1号では、経営コンサルタントとして、いまいちばん想いを込めて訴えたい言葉を発したいと思います。

「経営道」で世界に輝け、21世紀日本企業!

 日本は「道」の国であり、日本人は「道」を尊ぶ民族です。日本には、「武道」や「芸道」など、いろいろな分野において「道」があり、それぞれの分野の人たちは、その「道」を極めることによって、人としての「道」を全うすることが正しい生き方だと定めています。
 会社経営にも「経営道」という「道」があって然るべきであり、「経営道」を貫き通すことが、会社経営の正しい在り方であると言うことができます。
 「経営道」とは、「経営は心なり」という精神の実践です。私は、21世紀グローバル時代において、日本企業は日本独自の「経営道」の実践を通じて、世界に新風を吹き込み、清流を注ぎ込み、世界と人類の為に貢献し、世界に輝いて欲しいと願って止みません。
 私はこれからも経営コンサルタントとして、すべての日本企業に「経営道」の大切さを訴え続けていく所存です。