[ 問 ]
当社は、組織力を強化するために組織リーダーの育成・戦力化をはかる方針ですが、組織リーダーの能力開発の進め方について、その要点を教えて下さい。
(東京都渋谷区M社)
[ 答 ]
目標達成にマネジメント・リーダーシップの発揮を
共通の目標を達成するために協働する人間の集団を「組織」といい、その組織を統括する責任者である長を「組織リーダー」といいます。
会社では、全社員が共通の経営目標を達成するために協働します。
社長は会社経営の全責任を担って全社員を経営目標に向けて統合し統括します。
各部門の担当重役は、担当部門の所期の目標を達成するために全部員を統合し、統括します。
同様に各部の部長や各課の課長も、担当部、課の目標を達成するために、その部下を統合し、統括しなければなりません。
このように、会社の経営目標も、各部門の目標も、各部・課の目標も、その単位組織の目標を達成するために部下を協働させることによって達成されます。
したがって、自分の部下を目標達成のためにうまく共同させることのできる長は、有能な組織リーダーであり、優れたマネージメント・リーダーシップをもっているということができます。
また社員が会社組織の中で、自分を活かし伸ばしていくためには、「組織活動能力」の開発が必要です。
そこで組織リーダーは、自分が統括する組織の構成メンバーが組織活動能力を身に付け、その能力を十分に発揮して職務を完全に遂行し、職務目標を達成できるよう指揮し、部下を指導しなければなりません。
組織リーダーは、自分のすべての部下がその職務目標を完全に達成してはじめて、自分の組織目標を達成したことになるので、自分の組織の目標達成に役立つ組織活動能力を十分に身につけておくことが求められます。
組織リーダーは、とくに
1、リーダーシップ
2、チームワーク
3、人間関係
4、コミュニケーション
5、コーディネーション(調整)
6、プレゼンテーション
7、改善などの組織活動をうまく進めていくマネージメント・リーダーシップ
を身につける必要があります。
組織リーダーとしての本領を発揮するには、部下をフルに活かし、組織を効率的に動かすマネジメント・リーダーシップを培うことが大切です。
組織リーダーの能力開発のための研修は、全社的に実施するのが得策です。
↓↓↓ PLEASE CLICK ↓↓↓
0 件のコメント:
コメントを投稿