会社の経営・事業の成否は、経営戦略の優劣にかかっています。経営戦略こそ、経営の安定と事業の発展の原動力です。
そこで、この「経営塾」では、経営と事業を成功させるための優れた経営戦略を策定し、展開していく際にヒントとなる指針の「言葉」の数々をお贈りしていきたいと思います。
私は、クライアント会社のコンサルティングをするときは、まずその会社が、経営の基本をしっかりと確立しているかどうかを診断した上で指導に当たっています。
そこで、今回は、会社経営の基本を掴む言葉をお贈りします。
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会社経営の基本は、経営目標達成のための
最も効果的な経営戦略の策定・展開と
最も能率的な経営システムの構築・運営である。
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会社の経営を安定させ、事業を発展させるには、会社経営の基本を確立することが大切です。
会社経営の基本は、まず的確な経営目標を設定して、その目標を期限内に完全に達成するための最も効果的な経営戦略を策 定し、さらにその戦略を展開するための最も能率的な経営シス テムを構築することです。
新しい経営戦略の展開によって最大の効果を上げ、同時に新しい経営システムの運営によって最高の能率を上げれば、経営 目標は必ず期限内に達成することができます。
このように、最も効果的な戦略(Strategy)の展開と最も能率的なシステム(System)の運営によって所期の目標(Goal) を達成する方法を目標・戦略・システムのイニシャルをとって、 私は「GSS」と呼んでいます。
GSSは、経営目標は経営戦略と経営システムの両輪のバランスのとれた協働推進力によって達成されるという考え方に基 づくものです。
的確な経営目標が設定されていても、その目標達成に効果的な経営戦略(手段・方策)とその戦略を駆使できる能率的な経営システム(組織・人材)が欠けていれば、その目標は単なる机上のプランとなってしまいます。
またいかに優れた経営戦略が編み出されても、その戦略の威力を発揮させるだけの力量をもつ経営システムが確立されていなければ、経営目標は達成できません。
さらに、いかに優れた経営システムが設計されようと、経営戦略が拙劣であれば、経営目標は達成できません。
同様に、経営目標が的確に設定されていなければ、有効な経営戦略は立てようもなく、経営システムも能率的に動けなくなります。
このように、目標、戦略、システムは一体となっており、そのいずれかが欠けたり、劣ったりすれば、そこから亀裂が生じて、事業計画は総くずれとなります。
所期の経営目標を達成して伸びていく会社は、目標、戦略、 システムのバランスの取り方が上手だから伸びるのです。
したがって、経営戦略を策定し、展開していく場合には、常に経営目標と経営システムの関連性を考慮する必要があります。
会社の事業活動は、経営目標の設定から達成に至るすべてのプロセスにおける経営戦略の展開と経営システムの運営である と言っても過言ではありません。
したがって、基本経営・事業計画は、
1 目標の設定と達成
2 戦略の策定と展開
3 システムの構築と運営
の三つの側面から成っています。GSS−目標・戦略・システムは、会社経営の基本の型であり、事業活動を支える三本柱 です。
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自社のGSSのバランスをチェックしてみましょう。
よくバランスがとれていれば、会社経営はうまくいきます。
では、次回をお楽しみに!
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